この記事の対象の方
・Twitter広告未経験者
・Twitter広告の運用を検討している方
1.そもそもTwitter広告とは?
Twitterのプラットフォームに表示される広告の総称を
「Twitter広告」と言います。
▼掲載イメージ
広告は基本的にはこんな感じ↑で表示されます。
他の運用型広告ほど自動化や細かな設定は出来ませんが、Twitterならではのターゲティングが出来るのが特徴です。
また、1クリックあたりのコストも検索連動型広告と比較すると安いので数多くのテストマーケティングを行うことができます。
(1)広告の目的
広告の目的は様々ですので、自社や自分の目的に適合するものを選択します。
【目的】
・ブランド認知度を上げる
・ツイートへの反応を増やす
・フォロワーを増やす
・サイトへの誘導を強化する(認知、CVなど様々)
・アプリのインストール数を上げる
2.Twitter広告のやり方、出し方
アカウントの開設方法などはこちら(公式:Twitter広告を始めましょう)を確認してください、本記事ではアカウント開設後の準備方法(やり方、出し方)を説明します。
ざっくりと分けると、準備するのは下記3点です。
(1)広告クリエイティブ
(2)ターゲティング仮説
(3)予算
(1)広告クリエイティブを準備する
Twitter上に表示させる広告クリエイティブを準備します。
下記が作成するTweetの一般的なイメージです。
①から④までを作成します。
新規でキャンペーンを始める時に作成するクリエイティブ数ですが、
最低でも3クリエイティブは作りましょう。
※理想は10クリエイティブです。
訴求やデザインの異なる10のクリエイティブを同時に投稿すれば「インプレッション数」「CTR」「CVR」の違いなどを同条件でテストすることができます。
(2)ターゲティング方針を決める
ざっくり言うと、対象サービスのお客様が
「どのアカウントをフォローしているか?」
「自社のどのページに流入しているか?」
「どのようなキーワードで検索するか?」
「自社のどのような区分のお客様か?」
を考えます。
Twitter広告では上記のようなターゲティング設定を行うことができます。
※詳細は後ほど説明
(3)予算を決める
テストマーケ段階では「1から3CV獲得あたりコスト」をキャンペーン単位の上限予算に設定します。
1から3CV獲得あたりのコストを使用してCVが発生していない時は
「対象ターゲットに問題がある」
「LPに問題がある」
かのどちらかのケースが多いです。
他の媒体からCVが上がっているのにTwitterからCVが発生していない時は「対象ターゲットの問題」であることが多いです。
また、どの媒体からもCVが発生していない場合は「LPに問題がある」場合が多いです。
3.Twitter広告の種類やメニュー「どんな広告がある?」
先ほど紹介したターゲティング方針をベースに広告の種類やメニューを説明します。
■フォロワーターゲティング
=「どのアカウントをフォローしているか?」を起点に広告を配信
特定のアカウントをフォローしている人を対象に広告を配信するメニューです。
※自社サービスとの類似性や関連性が高いアカウントであれば効果が生まれやすいです。
※私はフォロワーターゲティングが一番やりやすく、結果を出しやすいです。
■テイラードオーディエンス(リターゲティング)
=「自社のどのページに流入しているか?」を起点に広告を配信
自社のページ(全体 or 個別ページ)に流入しているかによって、
広告を配信するメニューです。
結果は出やすいですが、流入数がなければPRには使えません。
タグ設置が面倒ではありますが、ユニバーサルタグをタグマネージャ上で設定するだけなので対して大変ではありません。
■キーワードターゲティング
=「どのようなキーワードで検索するか?」
設定をした「検索キーワード」や「ツイート内容」に応じて
広告を配信するターゲティング手法です。
GoogleやYahoo!と同じようにキーワードマッチを設定することができます。
■テイラードオーディエンス(顧客情報=メールアドレス)
=「自社のどのような区分のお客様か?」
お客様のメールアドレスを基に広告を配信する手法です。
リターゲティングと同様、自社で大量の顧客データを保持していないと、インプレッションが発生しません。
4.効果を出すにはどうやれば良い?
効果を出す運用方法に関してはこちら▼をご確認ください。
Twitter広告 | 訪問者データのターゲティングについて
5.まとめ
Twitter広告は管理が大変ですが、少ない予算でチャレンジできる広告です。
迷っているくらいだったら損失も小さいのでテストしてみることをお勧めします。
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