【運用型広告の選び方】ユーザーモチベーションで考える

広告全般

こんな方が対象です。

・運用型広告の中でどのチャネルが良いか決めかねている方

【前提】

PRしたい商品・サービスを利用するユーザーが下記の状況にある時を想像しながら読み進めてください。

・日常生活

・商品・サービスを探している時(web)

・商品・サービスを探している時(リアル)

1.ユーザーモチベーションで考える

Google AdWords、Yahoo!プロモーション、Facebook広告、Twitter広告など運用型広告は多岐に渡るので、どのチャネルを選べばいいか難しいかと思います。

本記事ではユーザーモチベーションをベースにどのチャネルを選択すべきかをまとめました。

 

(1)能動的か?受動的か?

web上での行動を『能動的』『受動的』という切り口で考えてみます。

その上でどのチャネルが最適か?考えてみましょう。

①web上での能動的な行為

代表的な行為としてはGoogle、Yahoo!などの検索エンジンでの『検索』が該当します。

・Google AdWords

・Yahoo!プロモーション

・Twitter広告(キーワードターゲティング)

などが広告メニューとして該当

自らの欲求を満たす為に検索窓に語句を入力しているので、『能動的』な状態と言えます。

ここで重要なのは検索語句にどのような欲求が内包しているかの仮説立てを行う事です。

ex.
+++++++++++++++++++

〇〇とは

→ 〇〇とは何か?『知りたい』という欲求
+++++++++++++++++++

『商材名』単体

→『知りたい』『買いたい』など複数の欲求が内包されている
+++++++++++++++++++

『商材名』+ 比較

→『買いたい』、更に言うなら『より良い商材を買いたい』

※より良いの定義は様々(※安い、安全、高品質など)

 

直ぐに購買に至るモチベーションが高いユーザーにダイレクトに訴求したいのであれば、顕在化したキーワードで広告を出稿するのが良いと言えます。

《デメリット》

・クリック単価が高くなりやすい

・ボリュームが少ない

 

顕在化していればしているほど1クリック当たりのコストは高くなりますので、一定以上のCVRを確保できるLP(ランディングページ)で配信する事が重要になります。

また、商材への欲求が顕在化しているユーザーは少数である為、ボリュームが出難いデメリットもあります。

検索ボリュームを調べたい時はGoogleのキーワードプランナーを利用しましょう!

Google Adwordsキーワードプランナー

Twitter広告のキーワードターゲティングはリスティング広告ほどCPCは高騰してないのでやってみるのもありかもしれません。

 

②web上での受動的な状態

Facebook、Twitter、Instagramなどを流し見している。
なんとなくネットサーフィンをしている状態を『受動的』と考えます。

・Facebook広告

・Twitter広告(タイムライン)

・GDN,YDNの興味関心、カテゴリ別のターゲティングなど

受動的な状態のため、商材購入のモチベーションは低いと言えます。

しかし、ターゲティングの精度が高ければ効率的な配信が出来るのでターゲティング次第とも言えます。

受動的なのになぜターゲティング精度を向上できるのか?

『SNSの流し見』の例で説明します。

ex.Twitterの流し見

Twitterはツイートを流し見しているので基本的には受動的なチャネルと言えます。

しかし、最初にフォローするアカウントを選択する時は能動的と言えます。

『ある情報を取得したい』欲求があってフォローするという行為に至る為、情報取得元のアカウントと自社サービスの類似性を加味してターゲティングを選択すれば精度を向上させる事ができるのです。

(2)コミュニティか否か?

コミュニティ要素が強いチャネル

・Facebook広告

コミュニティ要素がほぼ無いチャネル

・SEM広告

Facebookなどコミュニティ要素が強いチャネルはターゲティング精度が高くなりやすい反面、広告の更新頻度を高くしなければいけない特徴があります。

非コミュニティの広告は効果継続期間が長いのでSNS広告より更新は必要ではありません

コミュニティ要素が高いチャネル、ターゲティング設定を利用する場合はコミュニティの中に『お邪魔させていただく』という前提を忘れてはいけないです。

(3)まとめ

・PRする商品・サービスのユーザーはリアルとwebを問わずどこに出現するかを考える

・出現する場所ごとに『どのようなモチベーション』かを考える

 

2つの要素を考えた上で運用型広告を決定するというのがセオリーになります。

 

まずは『お客様』の事を考え抜き、運用型広告を選んでみましょう!

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