こんな方が対象
・広告効果が伸び悩んでいる。
・CPAが高騰してきた。
1.管理画面上の改善には限界がある
『広告効果を改善しよう!』と考える時に、ターゲティング設定や広告クリエイティブを改善する事が多いかと思います。
しかし、一定以上のレベルで運用している場合、管理画面上の改善にはある程度の限界があります。(=改善幅の大小という観点)
+10%〜100%の改善であれば広告クリエイティブやターゲティングの改善でなんとかなりますが、+200%以上の改善を行う時はLPのCVRを改善するのが有効な手段と言えます。
2.なぜLP改善が有効な手段と言えるのか?
ex.
impressionからCVまでの工程でどこの数字を変更すると、どのように各種数字が変化するか説明します。
【基準値▼】
先ず、クリエイティブ改善によりCTRが大幅に改善したケースで考えてみます。
【広告クリエイティブ改善→CTR2倍】
結果的にCVは2倍に改善しますが、CPCが横ばいの場合CPAも横ばいとなります。
※拡張を求められている段階であればCTR改善だけで良いでしょう
※CPM配信の場合はこの限りではありません。
では次に広告効果横ばい、CVRを改善したケースで考えてみましょう。
【LP改善→CVR2倍】
CVが2倍になり、CPAが1/2に改善しています。
従って効率的に効果改善を行いたい場合はLP改善を行うのが良いと言えるでしょう。
3.まとめ
広告を運用するときは管理画面の中だけで改善を行うのではなく、全行程の中で最も効果が上がるところから着手するようにしましょう。
今回はLPの改善を中心に説明しましたが、単価の改善や商材の見直しなど根本的な事を改善する事も非常に重要になります。
広い視野を持って改善業務に取り組んでいきましょう。
補足
運用型広告代理店への依頼を検討している方へ
広告代理店の業務範囲は広告管理画面内で出来ることに限られる事が多いです。
LP改善を行ってくれるとしても、運用広告fee外の費用になる事が多いので
事前に確認しておきましょう。
話を単純化するためにLP改善に焦点を絞り説明を行いましたが、広告クリエイエティブを改善する事でCTRを横ばいのままCVRを倍増させる事もできます。
一つの手段にこだわらず複数の手段を試してみましょう!
コメント